COMPANY PROFILE

SUSTAINABILITYサステナビリティ

SUSTAINABILITY

安全・安心

安全・安心で快適なモビリティを支える
価値ある技術の追求による、
人々の移動や地域経済を
支える責任の遂行

品質・安全衛生・環境への取り組み

当社は、鉄道をはじめモビリティを支える企業として、品質の確保、安全衛生マネジメントを適正に実施することが企業存続の根幹であると考えます。
関係法令をはじめとする社会的な要求事項に対応できる適正で効果的なマネジメントシステムを確立・改善することにより、業務を効率的に推進し、お客さまと社会からの信頼に応えることを目指します。
また、小田急グループ経営ビジョン「UPDATE 小田急 ~地域価値創造型企業にむけて~」の下、施設のライフサイクルを考慮し、低炭素社会、資源循環社会、自然共生社会の実現を目指しサステナビリティ経営を推進しています。

1. 品質・安全衛生・環境方針

  1. ①社会に信頼される「確かな技術力」を備え、お客さまが要求する水準を満たし、安心・信頼して注文できる品質を提供し続ける
  2. ②危険感受性を高め事故、災害の撲滅を目指す
  3. ③業務にかかわる全ての関係者が、ストレスなく“いきいき”と働ける職場を実現する
  4. ④環境や社会の持続性に配慮しながら、事業活動を通じて環境負荷を低減する

2. 品質・安全衛生マネジメントシステム

  1. ①過去の事故を繰り返さないという信念のもと、常に手順書を最新のものとしてPDCAを実践するとともに、教育の充実による社員一人一人の技術力の底上げとDX化の推進を図ることにより、事故の再発防止と品質向上に努めてまいります。
  2. ②工事着手前に危険源を特定する「リスクアセスメント」を実施し、潜在的な危険性、有害性を未然に除去、低減させることで事故防止を図ります。

3. 主な取り組み

資格取得支援

社員の知識・技能の向上を図り、専門性の高い社員を育成するため、職種によって必要な資格の取得について、社内勉強会、資格取得のための費用の支援、報奨金や手当の支給などにより、会社全体でサポートしています。

〈おもな有資格者〉
技術士、第一種電気工事士、1級電気工事施工管理技士、1級電気通信工事施工管理技士、1級土木施工管理技士、測量士、一級建築士など
ウェアラブルカメラによる現場監視

複数の工事現場を事務所からリアルタイムに監視し、事務所から複数の現場の監督者に直接指示を行うことにより、施工管理の効率化・迅速化とともに、少人数体制においても業務品質の維持・向上を図っています。あわせて、ウェアラブル端末で撮影・録画した映像を従業員教育に活用することにより、技術の伝承を行っています。

野帳(野外での記入を想定した、縦長で硬い表紙のついた手帳)のデジタル化による現場管理

現場での作業や記録を行うための野帳を電子化したツールを導入し、現場調査の記録の迅速化・効率化を図るだけでなく、管理者を含む複数の技術者に調査結果の情報を同時に共有することにより、施工管理業務の品質の標準化および向上を図っています。

経営層による品質・安全衛生パトロール

全社一体となった品質・安全衛生水準の向上を目指し、定期的に経営層による工事現場の巡視を実施しています。
経営層自らが工事現場に赴き、従業員、協力会社職長、作業員に品質向上・安全衛生管理活動への積極的参加を直接呼び掛けるとともに、品質・安全衛生マネジメントシステムに基づく各施策の実施状況を確認し、改善へ向けた指示を行っています。

当社と協力会社合同の教育

事故・労働災害を防止するためには、当社と協力会社双方が信頼関係を持ち、連携することが不可欠です。特に危険を伴うと思われる作業の実施にあたり、設備・資材・実施方法・周辺環境などで考えられる危険性および有害性等を事前に把握し、対策を検討して作業者等を事故災害から守るため、合同でリスクアセスメントに関する教育を実施しています。

協力会社が行う送り出し教育の支援

当社業務を担う協力会社の全作業員が労働安全衛生法第59条に基づく「安全衛生のための教育」(送り出し教育)を確実に受講するため、元請会社として、当社の安全衛生方針を盛り込んだ教育資料を提供しています。教育資料は、いつでも閲覧できるようスマートフォンによる動画の教育システムの導入を進めています。これにより、協力会社に対して安全意識の向上に資する支援を進め、事故防止に努めています。

小田急グループのサステナビリティ方針に基づく環境(カーボンニュートラル)対応

小田急グループ全体における「2030年度に2013年比△50%、2050年度に実質ゼロ」の目標を達成すべく、当社として、関連する法令等を遵守することはもとより、事業活動において発生する消費電力の低減といった、日常的な取り組みを中心に推進しています。

価値創造型人財の育成

技術力を高め、価値創造型人財を
育成することによる、
社会に貢献し続ける体制の確立、
社会の持続可能な成長を
支える責任の遂行

研修制度

社員一人ひとりの成長を支援するために、技術力向上を目的とした専門的な技術研修と、ビジネスマナー研修や指導力研修等の階層別研修の2種類を充実させています。
これらの研修を通じて、社員が専門知識を深め、業務においてより高いパフォーマンスを発揮できるようサポートしています。

技術研修
施工管理講習/鉄道基礎知識研修/車両基礎研修/各試験対策研修 等
階層別研修
新入社員研修/ビジネスマインド研修/指導者研修
コーチング研修/課長級研修 等

福利厚生

社員が安心して長く働けるよう、充実した福利厚生制度を整えています。手当・制度の内容は、会社独自のものだけでなく、小田急グループの制度も利用することができます。

  • 扶養手当

    配偶者5000円、満18歳未満の子1人につき、3,000円

  • 引越し手当

    引越し代・礼金・仲介手数料等上限30万円まで支給

  • 帰省手当

    年2回まで・上限5万円/回 支給

  • 通勤手当

    全額支給

  • 夜勤手当

    夜勤1回につき2,000円支給

  • 小田急
    グループ特典

    グループの施設利用や商品・サービスの購入時に割引

  • 結婚・出産祝い

    その他ライフイベント・弔慰金など

  • 社会保険完備

    健康保険、労災保険、雇用保険、厚生年金保険を完備

  • 会員制福利厚生
    サービス

    旅行や自己開発、エンターテイメントなどを会員価格で利用可能

  • 退職金制度

    • 会社都合:勤続年数2年以上
    • 自己都合:勤続年数3年以上

女性の活躍推進に関する行動計画

当社では、女性が働きやすい環境整備、女性の積極的な活躍推進を図るため、行動計画を策定し、取り組みをすすめております。

行動計画の内容

計画期間

2022年4月1日~2027年3月31日

目標

計画期間内に技術職の女性を6人以上採用する

主な取り組み

女性技術者の入社困難事務所の懸念点の洗い出し等

詳細

サポート内容

ハラスメント研修

ハラスメントの知識や対処方法を研修

セクハラ研修

女性を受け入れる現場社員向けに、セクハラへの理解や育児・介護への理解を深める研修

鍵付き個室完備

生理休暇

一度に1日、年間13日まで特別休暇の取得が可能

その他

時短勤務・看護休暇・介護休暇・シフト勤務など

海老名市 令和5年度女性の
活躍推進事業所 表彰

海老名市では、女性の能力を活用し、男女がともに働きやすい職場づくりに積極的に取り組んでいる事業所を募集しています。2022年11月に当社は、海老名市に移転したことを機に女性用施設を充実させ、時短勤務・看護休暇・介護休暇・シフト勤務など、男女がともに働きやすい環境づくりに努めているとして表彰されました。

資格支援・表彰

資格支援

従業員のスキルアップを積極的に支援しております。資格取得のための支援制度を充実させ、取得にかかる費用を補助。キャリアアップを全面的にバックアップしております。

資格手当

指定資格を取得した方に、毎月支給される手当です。

資格取得褒賞金

指定資格を取得した際に、1~20万円を褒賞金として支給しています。

資格取得支援制度

資格取得にかかる受験費用・講習費用・申請、更新・交通費等を最大50万円まで支給します。
指定資格
技術士/電気工事施工管理技士/電気通信工事施工管理技士/電気工事士
土木施工管理技士/技能士(鉄道車両・製造整備)/建築士/建設業経理士 等

表彰

提案制度

業務の管理や手法および省力化等の提案ならびに実施を通じて、収益や品質・安全・環境の向上を実現すると共に、業務への興味・関心を助勢し、社内の士気の高揚ならびに提案意欲を活性化し、全社的な生産性の向上を期することを目的としています。業務の効率化・新規事業の提案などを従業員から直接申請することができます。

  • 金賞10万円
  • 銀賞5万円
  • 銅賞2万円

社内発明制度

特許に係る補償金・奨励金

営業活動支援制度

売上獲得に応じた褒賞金支給

褒賞金制度

功績表彰・社長賞・善行功労・無災害

永年勤続表彰

表彰金 10年・20年・30年・40年

健康経営

当社は、社員の心身の健康を重要な経営資源と考え、次の取組みを通じて社員の健康づくりを積極的に推進し、健康経営を実践しています。

  1. ①ハラスメントを撲滅し、誰もがいきいきと活力に満ちていることと、風通しがよく上司や同僚とコミュニケーションしやすい働きやすい職場づくりを進めています。
    毎年、ハラスメント研修を実施し、全従業員がハラスメントの定義、実際の事例、予防方法について学び、意識を高めています。
  2. ②社員一人一人が自らの健康に留意し、維持・増進に努めることを支援しています。
  3. ③健康経営により、持続的な成長と、社員とその家族の更なる幸福につながる良好なサイクルを目指しています。
  4. ④従業員の心身の健康維持、ストレス軽減により、常に業務取り組み姿勢を良好に保ち生産性向上を目指すとともに、従業員のモチベーションを高め、職場を活性化させることで、イノベーションの生まれやすい風土を醸成するため、以下の取り組みを行っています。
    • ・全社員対象のストレスチェックの実施および医師による高ストレス者への面談
    • ・勤務シフト管理による長時間労働対策の実施
    • ・定期健康診断の100%受診および保健指導実施機会の提供
    • ・社員のエンゲージメントサーベイの実施および調査結果に基づく具体的改善策の実行による働きやすい環境づくりの実施
ハラスメント研修の様子